Hudson Nogueira (ウドソン・ノゲイラ)プロフィール

サンパウロ出身。モーツアルテム音楽大学をクラリネットで卒業。
作曲をエドゥモンド・ヴィラーニに師事。サンパウロ州立吹奏楽団にクラリネット奏者として7年間在籍。サックス奏者としては Big Band <Bissanblass> で1枚、 <Banda Sabana> で2枚CDを出している。他にもサンパウロの様々なレコーディングにも参加している。
その後、本拠サンパウロ市からタトゥイ市に移し作曲家に転身。タトゥイコンセルヴァトアールで作曲を教えるようになり、同大学最初の吹奏楽CDプロジェクト<プロバンダ>で4曲アレンジを担当する。

彼はサンバ・ショーロをはじめ、地方の民謡等も含め200種類以上あるといわれるブラジルの音楽に精通しており、それらを題材にした彼の音楽は、今まで聴いた事のない非常に面白い要素を幾つも持っている。
彼自身がサックス、クラリネットを演奏するため、この2つの楽器のアンサンブル作品も数多い。
2000年にスペインに招待され、2002年にはアメリカのジョージア大学にも招待されている。
彼の作品は現在アメリカ、ロシア、フランス、スペイン、ハンガリー、アルゼンチン等で演奏されている。

解説:山下定英(有限会社SAMBISTA代表)